古来、日本では「春は花、秋は月」を愛で、季節を楽しんできました。
月見は「中秋の名月」を鑑賞する伝統的な行事です。
中秋の名月を鑑賞する風習は、平安時代に中国から伝わったといわれています。
澄み渡る秋の夜空に昇る月に、人々は米から作った団子、里芋や栗などを供えて実りに感謝し、次年の豊作を願いました。
今年は大雨が多く、作物も色々な被害があったかと思われます。
今年の中秋の名月は、9月21日。
今年は、8年ぶりに名月が満月となります。
一年で一番美しいとされる月を愛でながら、作物の実りに感謝し、来年の豊作を願ってみるのも良いかもしれません。