梅雨と不調

じめじめと湿気の多い空気や、どんよりと薄暗い空。
梅雨の時期は「なんとなくだるい」「元気が出ない」と感じる人も多いのではないでしょうか。

梅雨の時期は気圧が大きく下がります。
その影響により、副交感神経の働きが強まり、自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスが乱れやすくなります。

副交感神経は休息・リラックスするための大切な役割を果たすため、決して悪者ではありません。
しかし、副交感神経が高まりすぎると、低血圧による頭痛や立ちくらみ、胃腸の働きの乱れ、気力がわかないなどのネガティブな反応が起こりやすくなります。

ヨガには、こんな不調を楽にしてくれる効果があります。

例えば、自律神経のバランスを整えるには、背骨をやわらかく動かして適度な刺激を与えるポーズ。
鎖骨や肩先を左右に広げるようにして胸を開くポーズは、気分を前向きにすることに役立ちます。
また、呼吸も通りやすくなり、取り入れられる酸素が増えることで頭もスッキリとしてきます。
1つのポーズをするだけでなく、「太陽礼拝」のようにテンポよく複数のポーズをとるのも効果的です。

今年の梅雨は、伸びやかにポーズをとるレッスンや、アクティブに動くレッスンでだるさを吹き飛ばすのはいかがでしょうか。